※充血・メヤニの症状の患者様へのお願い※(令和2年8月再改定)

従来からの感染力の強い「はやり目」だけでなく、新型コロナ肺炎ウイルスによる感染力の強い結膜炎の可能性もあります。日本・中国・アメリカ・イタリアの各地で報告がありますので、下記内容を熟読ください。
新型コロナウイルス肺炎の初期(呼吸器症状が出現する前)に充血・メヤニ・痛み等を伴う症例が報告されております。
米国眼科学会の見解によると「新型コロナウイルス感染に結膜炎はよくある症状で、患者が眼科医院や救急外来を訪れるケースも多い為、COVID-19に感染している可能性のある患者を最初に診るのが眼科医になる事もありえる」と警告しています。
結膜炎症状のある方は、受診前に必ず当院に電話か、下記相談窓口に連絡をお願い致します。

相談窓口は下記になります。

新型コロナウイルス感染症に係る電話相談窓口について

(令和2年4月7日付で、下記に更新されております)

1.感染の予防に関することや、心配な症状が出たときの対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談

  1. 八王子市 新型コロナウイルス感染症に関するコールセンター
    (電話番号)042-620-7253
    (対応時間)9時から17時まで(土、日、休日を除く)
  2. 東京都 新型コロナコールセンター
    多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)による相談
    (電話番号)0570-550571(ナビダイヤル)
    (対応時間)9時から21時まで(土、日、休日を含む)       

    ・聴覚障害がある方などからの相談
    (FAX番号)03-5388-1396
    新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口について(聴覚に障害のある方等、電話での相談が難しい方向け)

    ・新型コロナ受診相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)
    平日の8時30分から17時15分まで
    (電話番号)042-645-5195
    (八王子市保健所)

    平日:17時15分から翌日8時30分まで
    土、日、休日:終日
    (電話番号)03-5320-4592
    (都・特別区・八王子市・町田市合同電話相談センター)

また従来の感染力の強い「はやり目」の主な症状は「片目の充血・メヤニ・異物感・流涙」等です。また咳や喉の痛み、発熱を伴うこともあります。
学校保健法では出席停止となる疾患です。はやり目(流行性角結膜炎・咽頭結膜熱)が疑われます患者様は院内感染防止の為、こちらの症状のある方も受診前に必ず電話連絡の程をお願い申し上げます。
※「はやり目」や「新型コロナ肺炎結膜炎」の感染経路は接触感染(メヤニの付いた手で触れたドアノブ・エレベーターのボタン・電車の吊革・改札のICカードや切符等)、飛沫感染(クシャミやシブキ・含むエアロゾル)です。 原因はアデノウイルスやCOVID-19であり、現時点では、インフルエンザウイルスの様に特効薬も無ければ予防ワクチンもありません。 インフルエンザより症状は強く、長い経過になります。
はやり目の一種である流行性角結膜炎では、最長2~3週間続く目の開けられない程の痛みの後に、眩しく感じる(羞明間)事で眼が開いていられない事もあります。視力低下等で生活に支障をきたすだけでなく、最悪の場合失明など重篤な合併症を引き起こす可能性のある疾患です。 このウイルスは湿気を好むため、蛇口や風呂場、トイレの便座や洗面台などで増殖します。
新型コロナ肺炎性結膜炎の症状は「充血・痛み・メヤニ」と言われていますが、報告例が少なく、経過の詳細は不明です。

※当院では「はやり目」又は、その疑いのある患者様の来院後には院内感染を防ぐため、接触された部位の消毒を徹底しておりました。更にコロナ渦では可能な限り全ての患者様の触れた部分や、座席も消毒させて頂くように鋭意努力しております。

またマスク装着のない患者様にはマスクをご購入頂き、装着をお願いしております。

【追記】
※新型コロナウイルス肺炎による結膜炎、またはその疑いのある場合には、下記理由により当院では対応が出来ません。必ず受診前に、上述の相談窓口に連絡を頂くか、当院に電話にて御相談をお願い申し上げます。直接御来院頂きました際にも同様に対処させて頂きますのでご了承くださいませ。

【理由】
①当院には呼吸器感染症に対する「隔離室」が無い事。  
②充分な防御態勢での迅速な対応が実質、人的にも物資的にも、また時間的にも難しい事。
③感染症疑いの方と、そうでない患者様の動線を完全に分ける事が不可能である事。

以上になります。皆様が安心して御来院できます様、今後ともご協力の程をお願い申し上げます。

令和2年8月(改定) みなみ野眼科クリニック